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伊藤圭典学徒兵日記——一九四五年三月十日~九月十四日

伊藤圭典学徒兵日記——一九四五年三月十日~九月十四日



書籍介紹

伊藤圭典学徒兵日記:一九四五年三月十日~九月十四日
1945年3月、太平洋戦争末期。台湾沿岸を警備するために軍事動員された全国の学生たち。台北高等学校高等科一年生だった伊藤圭典氏が日記に綴った、陸軍二等兵として過ごした163日間の記録。

目次

写真ページ
校長序文
作者序文
伊藤圭典学徒兵日記解題
伊藤圭典学徒兵日記

編/著/譯者簡介

伊藤圭典(いとう・けいすけ)
1928年東京生まれ。基隆市日新小学校、基隆中学校を経て、1945年3月台北高等学校第21期理科甲類に入学。日本引揚後、京都大学工学部土木科に進み、卒業後は東京電力株式会社に入社しエンジニアとして活躍。日本寮歌
振興会事務局長を務める。
津田勤子(つだ・いそこ)
1966年兵庫県生まれ。関西大学社会学部卒業後、広告制作会社勤務を経て渡台。淡江大学国際学院日本研究所修士。国立台湾師範大学台湾語文学系博士。著書に《菁英、文藝與戰爭:由舊制台北高等學校傳閱雜誌『雲葉』與『杏』看菁英學生的精神樣貌》(台灣師大出版社,2018)がある

序言/導讀

序文 国立台湾師範大学学長 呉正己   二○一八年十一月二十一日第一二一回校務会議で、本学の歴史を一九二二年の台北高等學校の創立まで遡ることが決議されました。今年二○二二年は、台北高等学校と本学の創立百周年です。両校の卒業生及び関係者を迎え、盛大に祝う予定となっております。   そんな晴れやかな祝い事とは対照的に、遡ること七十七年前の一九四五年三月十日。現在、師範大生が毎日のように往来する正門を、入学式列席のためにくぐったのは、台北高校(高等科)としての最後の入学生、第二十一期生たちでした。その中に、本日記を書いた伊藤圭典さんも混じっていました。   台北高校高等科二年生と入学したばかりの伊藤さんたち一年生、そして尋常科四年生及び四十五歳以下の教師たちが一つの部隊となり、第六六師団の特設警備第五○五大隊管理下の一三八六二部隊に陸軍二等兵として編入されました。生徒も教員もペンを置き剣を取り、米軍の台湾上陸を沿岸で防御するために動員されたのです。   伊藤圭典さんは七十七年もの長い歳月、学徒兵期間につけていた日記帳を処分するこなく大事に保存してこられました。生きた史料として大変価値の高いこの日記帳を、このたび本学に寄贈いただきました。そして本学台湾史研究所の蔡錦堂教授及び致理科技大学応用日本語学科津田勤子助理教授(本学卒業の文学博士)ひきいる解読班の院生たちが、原本の解読・電子化をしました。師範大生にとって大先輩にあたる伊藤さんたち戦時下の台高生たちが、どのように召集され、軍服を身にまとい、衣食住はもちろん、命の安全さえも保証されない極限状態の中で、一百六十三日間を過ごしたのか?その様子が、この日記には赤裸々に、リアルタイムで描かれています。誰に見せるつもりもなく書き綴った日記、日本の未来も台湾の未来も見えない不安定な日々を必死に生きる台高生の姿が、日記から見えてきます。   七十年後の後輩たちが、先輩の日記を解読し、本にしました。時空を超えたバトンの交代をしました。次のバトンを受け取るのは、読者であるあなたです。今この時だからこそ、戦争とは何か、人類にとって平和とは何か、学問の大事さ、友情の尊さを、この本から感じ取ってください。

分類 其他詳細資訊
  • 適用對象:成人(學術性)
  • 關鍵詞:日治時期,臺灣史,學徒兵,日記,臺北高等學校
  • 附件:無附件
  • 頁/張/片數:424
授權資訊
  • 著作財產權管理機關或擁有者:國立臺灣師範大學
  • 取得授權資訊:單位名稱:國立臺灣師範大學圖書館 著作權聯繫人:洪承理 聯繫電話:02-7749-5281 聯繫地址:臺北市大安區和平東路1段129號